THE ORIGIN版/1年戦争後半戦
おはようございます♪皆さん♪
今回はTHE ORIGIN展での展示もいよいよ1年戦争編も架橋に入り終局という流れとなります。
まずは04 ララァ編/ソロモン編です。
(119) RX-78 GUNDAM vs BRAW-BRO - YouTube
その前にやはりシャリア・ブルを語らずにいられません。
ファーストTVシリーズでも第39話 ニュータイプ、シャリア・ブルというタイトルでご存じな方も多いかとおもわれます。
階級は大尉ジオン公国の木星エネルギー船団の隊長を務めて核融合のエネルギー源であるヘリウム3の採取・運搬に従事していました。
1年戦争末期に危険な任務に就きながら再三にわたって無事帰還するシャリアを高いニュータイプの素質がある事がフラナガン機関の報告で明らかとなりギレンの執務室に呼ばれキリシア配下のニュータイプ部隊への配属を命令されます。
本編では戦闘データ記録係のシムス・アム・バハロスと共にバラウ・ブロ乗りホワイトベースに強襲をかけます。
初のMS操縦にも関わらずオール・レンジ攻撃等多彩な攻撃で一時はホワイトベースから出撃したMS隊を翻弄しますが結局はアムロのガンダムに撃破されてしまいました。
今年久しぶりにファーストからのエピソードのククルス・ドアンの島が劇場公開されましたがこのシャリア・ブルのエピソードも劇場版化して欲しいというファンの声も多い様です。
なおファースト劇場版3部作でもこのエピソードは当時のキャラクター・デザイナー安彦氏の意見により全面カットされたという事もあり個人的にはひょっとしたらという期待させられるエピソードでもあります。
1年戦争で宿命のライバルとしてアムロとシャアが戦いまたそれに加えてそれ以降も2人の関係に影響を及ぼしていくララァ・スンの存在がまずは語られています。
ちなみにアムロとシャアは1度だけ中立コロニーサイド6で出会っていました。
これは以前に紹介したランバ・ラルとの出会いに似た形でお互い名乗りはしますが戦闘まで至っていないという状況でした。
またこのサイド6ではアムロとララァのファースト・コンタクトも描かれています。
↑はおそらくテキサス・コロニーでのアムロのガンダムとマ・クベのギャンとの戦いで起こった爆発からララァをかばうシャアのゲルググの姿が描かれていますがその際に再びシャアがゲルググで戦いを挑む際にララァを安全な場所に移す為に手に乗せているところのイラストです。
結局この時の決着はつかずまたしてもシャアが誘爆を使い逃走します。
ジオンの宇宙要塞ソロモン陥落後に連邦に台頭して来たのがララァのエルメスでした。
ホワイトベースが迎撃に向かう前は「ラ、ラ・・・」という声と共に連邦の部隊が撃破され太刀打ち出来ない状況でした。
(116) ビギニング 歌詞付き 劇場版機動戦士ガンダムⅢ【めぐりあい宇宙編】挿入歌 - YouTube
「ラ、ラ・・・」の正体はエルメスからの発射されたビットのフル・レンジ攻撃でした。
しかしアムロはその攻撃を難なくかわして戦い攻撃を防ぐ事が出来ました。その際にシャアとの戦いにも発展しますがコア・ブースターで出撃した妹のセイラさんとニアミスした際にMSの腕をガンダムに切り落とされてしまいシャアは劣勢となりますがララァのエルメスが割って入った為難を逃れます。
しかしシャアをかばったララァもこの時にガンダムのビームサーベルにより攻撃を受けて亡くなってしまいました。
↑はそのララァとアムロの最後のシーンを描いた安彦監督のサインです。
本編では・・・
「奴との戯言はやめろ!!!」
と言っていたシャアも描かれていますが何だか3人が楽しそうに描かれていました。
いよいよここからは最終決戦の地ア・バオア・クーでの戦いの紹介となります。
ジオン連邦両軍とも総力戦となりました。
ホワイトベース隊と共に多くのMSが連邦からも出撃しましたが特に印書的なのは↑のボールの部隊が目立った事です。動く棺桶とも言われてしました。
この局面においてシャアは新型のゲルググも失ってしまい乗れるMSがないという状況でしたがキシリア・ザビの勧めでジオングに乗り出撃する事となります。
(116) 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙 1982 - YouTube
さてやはりこの戦いの1番の名シーンといえば↑のラスト・シューティングと思います。
互いのMSでの戦いでは決着がつかず・・・
戦いは宇宙からア・バオア・クー内部へ・・・そこで繰り広げられたのはアムロとシャアの体を使った生身の勝負でした。
またこの時に2人を止めようと現れたのはシャアの妹セイラさんでした。
再三に渡り戦って来たアムロとシャアですがア・バオア・クー内部の爆発によって痛み分けとなり1年戦争は終局に向かいます。
「僕には帰れる場所があるんだ、こんなに嬉しい事はない・・・分かってくれるよね?ララァにはいつでも会いに行けるから・・・」
↑は漫画版のアムロのア・バオア・クー脱出を描いた原画となります。
意外ですがTHE ORIGIN版1年戦争編ではアニメではあったセリフがなかったりしていたので若干補足的に一部セリフも載せての紹介となりました。
これで今回のTHE ORIGIN展のイラスト・原画の紹介は終わりとなります。
次回は番外編として他の展示や本展に贈られたガンダム作品にたずさわった方々のサインやイラスト等を中心に紹介していきたいと思いますのでお楽しみに♪